人生の探検家・浅井恵子の37歳記

37歳の1年間を、つらつらと書き綴っていきます。

37歳4日目

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昨日のお茶席にて。 掛け軸の言葉が「一期一会」だった。

もともとは茶道に由来するこの言葉。 一期が一生、一会が出会い。

一生に一度だけの機会や出会いのこと。

同じ人と会うとしても、今日と明日は違うものであり、その機会一つ一つを大切にする、という意味だそう。(大分ざっくりです)

 

最近よく意識する。

というか、最近よく感じていた言語化できない自分の思いみたいなんが、この言葉を見て、「あ、こういうことかな」としっくりきた。

 

 

昔から、「この選択をしていなければこの人とこのタイミングで会えてなかったな~」と思うことが多々あった。

この学校に入ってなければ、これを始めなかったら、あっちを選んでたら、などなど。

自分の選択にフォーカスしていた。

 

そして今感じるのは、相手にもその選択があったということ。

出会うずっとずっとずっと前のお互いの選択が、今の出会いに繋がっている。

これ当たり前なんだけど、奇跡的なことだなと感じている。

一個一個の細かいそれぞれの選択が、当時知りもしない人との出会いに後々繋がってくるって、当たり前なんだけどすごく不思議で、尊くて、でもふわふわしていない力強さを感じる。

更にそこには事故や天災など、自分の選択どうこうでは抗えない出来事も存在していて。

だからより尊いものに思えるんだよなぁ…。

 

そして、その出会いは例え一瞬だとしても一過性のものではなく継続性のあるものだと思う。何というか、会って話すのはその場限りかもしれないけれど、その経験はずっと自分の中に生き続けるというか。

 

おそらく今の自分の選択が、相手の選択が、現時点では想像できないような出会いに繋がっているかと思うと無性にわくわくしてくる。